「了解」と英語で言いたい時みなさんならなんと答えますか?
多くの人が「OK」を思い浮かべるかもしれませんね。
その通りです。
もちろん了解と言いたいときは「OK」を使えば問題ありません。
でも実際にネイティブの人は「OK」だけはなく、他の表現を使っていることがとても多いんです。
難しい言葉はないので安心してくださいね。
OK以外にも使える英語を覚えておくとバリエーションが増え、ネイティブと会話する際にとても役に立ちます。
今回は私が現地で実際によく使っている、また聞くことが多い「了解」を意味する英語をご紹介します。
すべて実際によく使う英語ですので、みなさんにぜひ覚えていただきたいです。
Perfect
これは私が今住んでいるカナダで、カナダ人がとてもよく使う英語です。
アメリカだとそこまで耳にすることはないかもしれません。
カナダではスーパーや飲食店などでも店員さんがよくPerfectと言っています。
Perfectは「完璧」という意味ですね。
完璧だよ!=OKだよ!という意味で使われます。
このあたりは使用例を見てニュアンスをつかんでくださいね。
I’ll visit you at 2pm tomorrow.(明日14時に家に行くね。)
Perfect!(了解だよ。)
Do you want to have lunch together?(一緒にランチ行かない?)
Perfect!(いいね、了解!)
Can we meet there at 4pm?(16時にそこで会わない?)
Perfect.(了解。)
All right
OKと同じ意味で普段使われることが多い表現です。
「OK、いいよ」という意味を込めて使うことが多いです。
この英語はニュアンス等深く考えなくても使うことができるので、普段OKばかり使っている人はこの表現も積極的にぜひ取り入れてみてください。
Do you me a favor?(お願いごとがあるんだけど?)
All right!(OK、いいよ!)
Why do we have lunch at 12pm?(12時にお昼食べない?)
All right.(了解。)
I get it.
「理解したよ、だからOKだよ」というニュアンスです。
getが入っているので直訳してしまうと、「私はそれをゲットしたよ」つまり「自分の中で理解できたよ」という意味になります。
I got itと過去形で言う人も多いです。
会話の流れなので現在系のgetの方が文法的には自然ではありますが、gotを使っているネイティブの人の方が多いです。
Can you make copies of these?(コピーしておいてくれる?)
I got it.(分かりました。)
Do you get it?(分かった?)
I got it.(分かったよ。)
I understand
上記のI get itと同様、理解できたというニュアンスが含まれます。
また、get itは少しカジュアルになりますが、I understandはフォーマルな場面にも適しています。
逆に親しい間柄では、I understandはほとんど使いません。
I’ll be there in 10 minutes.(あと10分でそこに着くよ。)
I understand.(了解しました。)
Can you bring me my laptop?(私のパソコン持ってきてくれる?)
I understand.(了解しました。)
Yea/Yeah
すごくカジュアルな返答になります。
私は夫や友人にこの言葉を使うことが多いです。
了解と言いたいとき、YesということもできますがこのYesの意味として使います。
Can you bring a snack?(スナック持ってきてくれる?)
Yea.(了解。)
sure
誰もが知っている「sure」です。
もちろんという意味で使うことが多いのですが、何か頼まれごとをされた時などに「もちろんだよ」という意味を込めて「了解」というニュアンスでも使うことができます。
Can I borrow a pen?(ペン借りていい?)
Sure.(OKだよ。)
May I have a glass of water?(お水をいただけますか?)
Sure.(了解しました。)
No problem.
この言葉もみなさん知っているかと思います。
私たちが学生時代に必ず習う言葉ですよね。
通常「問題ないよ」という意味で使われますが、「全然問題ないよ、了解だよ」というニュアンスでも返答することができますよ。
Can you bought some pizza for us?(私たちにピザ買ってきてくれる?)
No problem!(了解!)
まとめ
「了解」すなわちOKの代わりに使える英語をご紹介しました。
聞いたことあるな、知っている単語がほとんどだなと思った方が多いのではないでしょうか?
ただOKやAll rightに関してはどんな場面でも使えたりしますが、他の英語は会話内容によっては返答としてふさわしくないものもあるので、使い分けが必要です。
OKだけでずっと返事をしているともちろんそれは間違いではないのですが、「本当に分かっているのかな?」「自分の意志なのかな?」と疑問に思うネイティブもいるようなので、他の返答もできるようにしておくと表現も豊かになり、相手とのコミュニケーションも続くきっかけになると思います。
でも、こういったスラングやフレーズを覚えても「実際にどうやって使うんだっけ?」と思うことってありませんか?
ただただ暗記しても実際に使えるかというと違うんですよね。
それが英語の大変なところです。
私がいつも覚えるときに大切にしているのが実際の使用例です。
自分がどういう場面になったら使うかな?使えるかな?と想像してみてください。
そして自分が使うことを想定して自分で使用例を書き出してみましょう。
英語の教科書って実際にこれどこで使うの?というくらい実用性がない例文が多いんですよね。
そういうときも自分が使いそうな場面を想像してノートに書きだすといいかもしれません。
英語の覚え方、学び方は人それぞれなので一概にこれがいい!とは言えませんが、なかなか自分の言葉として使うことができずに困っている人はぜひやってみてくださいね。