「大好き」という言葉を英語で現したいとき、みなさんはどのような言葉を思い浮かべますか?
「like」や「love」のみを使って「I like you」もしくは「I love you」という言葉を思い浮かべる人が多いのではないのかなと思います。
でも、「大好き」と英語で言いたいとき「like」や「love」を使わずに表現する方法も実はあるんです。
またこのふたつの単語を使って熟語として表現するできる英語もたくさんあります。
今回はそんな「大好き」を表現したいときに使える英語表現をご紹介します。
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異性に「大好き」と伝えたいとき
in love with ~
「あなたに恋しているよ」「あなたのことが大好きだよ」と表現したいときにぴったりです。
こちらの言葉はどちらかというと付き合いたてやすごくラブラブな状況なときに使うことが多いと思います。
I’m in love with you.(あなたのことが大好きだよ。)
He is in love with her.(彼は彼女に恋しているのよ。)
be into ~
これは知らないと意味が推測できないかもしれません。
ネイティブとの会話で自分の好きなことについて話していると出てくることが多いのです。
人だけではなく物や好きなこと、趣味に対しても使うことができます。
「ハマっているよ」「夢中だよ」という表現です。
「何することが好きなの?」「何にハマっているの?」と聞かれたときに使えますね。
I’m into him.(私、彼に夢中なの!)
I’m into cooking.(料理にハマってるの!)
be crazy about~
「好きすぎて仕方ない、好きすぎて頭おかしくなりそう!」
「大好きな人や事柄にはまり込んでいる」
ということを伝えたいときに使います。
日本語でいうと「好きすぎてやばい!どうにかなりそう!」という意味なので、頭が狂っているととらえられたら嫌だからです。
(もちろん相手との関係性によるので、人に使ったらダメなわけではないですよ。)
よく私は好きな芸能人やそのときハマりすぎているお菓子や食べ物に使っています。
I’m crazy about chocolate.(チョコレートが好きすぎてやばい!!)
He is crazy about me.(彼私のことが大好きで仕方がないみたい。)
be addicted to~
「Addict」という意味を知っている人は多いと思います。
「中毒」という意味です。
ようするに中毒になるくらい好きな状態を表します。
付き合ってもないのに使うと「ストーカー?!」と思われてしまうかもしれませんので、友人同士の会話で「彼のことが好きすぎる!」と言いたいときに抑えておいたほうがいいかもしれません。
I’m addicted to watch the movie.(あの映画にめちゃくちゃハマってる!)
I’m addicted to him.(私、彼のことが大好きすぎておかしくなりそう!)
be fund of~
likeと同じような意味合いを持ちます。
「~が好き!」という表現です。
likeと同じ意味合いではあるのですが、若干違っていてlikeよりももう少し強めの「好き」になります。
likeはただ「好きだ」と伝えたいとき何にでも使えますが、be fund of~「長い年月をかけて好きになったもの」「(愛情がある上で)好きだ」と表現したいときに向いています。
慣れるまでは使い分けが難しいかもしれません。
I’m fund of dog.(私犬が好きなの。)
He is fund of playing guitar.(彼はギターを弾くのが好きなの。)
have a crush on ~
crushはみなさんも聞いたことがあると思います。
「潰す」という意味です。
これを恋愛の意味で使うことができます。
大好きだという表現なのですが、どちらかというと一目ぼれしている状態や、付き合う前で大好きな状態であるときに使います。
「好きになって気持ちを潰されてしまった」=「大好きになってしまった」と考えると想像しやすいですよね。
I have a crush on him!(私彼のことが大好きになった!)
He have a crush on you.(彼があなたにひとめぼれしたんだよ!)
favorite
日本人の誰もが知っているfavoriteは日本語で訳すと「お気に入り」となってしまうことが多いのでしょうか。
確かに「お気に入り」で間違いありませんが「大好きなの!」という意味で使うことが可能です。
Favoriteは人に対して、物や事柄に対して何にでも使うことができます。
My favorite color is red.(私の好きな色は赤です。)
This is my favorite food!(これ私が大好きな食べ物よ!)
友達に「大好き」を伝えたいとき
「like」や「love」というと恋愛の意味で大好きと浮かぶ人が多いかもしれませんが、物や同性にも使えることがほとんどです。
友人にも、「好きだよ」と伝えたかったりする場面があったら、異性に伝えると同様に、「I like you」「I love you」と表現できます。
「I love you」は日本だと異性に言うものと思いがちかもしれませんが、友人はもちろん家族や子供に言っている場面をとても多く見かけます。
特に自分の子供に対してはネイティブのみなさんは日常的に伝えていますね。
今日ご紹介した英語を友人に伝えると「恋愛感情があるの?」と思われてしまうので、友人に伝えるときは「I like you」「I love you」とストレートに表現にするのが好ましいでしょう。
ただ出会ったばかりのときや、まだそこまで親しいわけではない状態で「I love you」を使うのは絶対にやめましょう。
長年の親友レベルの友達や家族のように関係性が深い場合のみに使うようにしてください。
「I love you」を使う時の注意点
この記事では「大好き」という表現の仕方をご紹介しました。
ここでひとつだけみなさんに「love」を使うときの注意点をお伝えしておきます。
みなさんご存知の「I love you」という言葉。
これはネイティブにとってすごく重い言葉です。
付き合う前に言ったり、告白の言葉として伝えることは間違いです。
気軽に使う言葉ではありません。
カナダ人の友人はこれに対してドン引きしていました。
「付き合ってもないのにI love youなんて気持ち悪い、重すぎる。」とのことでした。
恋人になっても付き合いたての頃ですらこの言葉はそんな軽々しく使うものではありません。
でもそれを知らなかった日本人の男性はもちろんフラれていました。
日本では気軽に使っている言葉でもこちらでは違ったりすることもあります。
みなさんが今後外国人の方に「大好きだよ!」と伝えたい場面が出てきた時は、くれぐれも軽い気持ちで「I love you」を使わないでくださいね。